5.翻訳者の辞書

Weblioなどインターネット上には無料で公開している英日・日英の辞書が数多くあり、私もちょっとした単語やスペル確認に、たびたびアクセスしていますが、あくまでも参考程度。ネットの情報にはある程度の猜疑心を持つことが必要です。プロの翻訳者を目指すのであれば、依頼される目的別に、何冊か辞書を揃えておく方がいいでしょう。一般的な英和辞典の訳がすべての状況で適切な訳になるわけではないので、その専門分野の辞書は英語に限らず日本語でも手元に置いておくと便利です。

以下、翻訳者の方々がよく使っている辞書を少しご紹介します。どんな辞書を購入すればいいのか迷っていたら、以下を参照してください。最初に申し上げますが、辞書はすべて値段が高いです。えっこんな値段?って後ずさりするかもしれませんが、辞書はプロへの先行投資だ、と考えられる人でないと翻訳者にはなれません。

『リーダース英和辞典』(研究社)
「リーダース・プラス」と合わせると収録語数は45万語。私が一番頼りにしている一冊。

『ロングマン現代英英辞典』(桐原書店)
老舗の中の老舗。英語の説明から意義を理解したいならこの一冊。

『トレンド日米表現辞典』(小学館)
私が偏愛している辞書。ニュースの日英翻訳では必ず調べる一冊。

『オーレックス和英辞典』(旺文社)
一番最近購入した辞書。発信型に作成されており、読み物としても楽しめる一冊。 

『ビジネス技術実用英語辞典』(日外アソシエーツ)
ビジネス・産業翻訳で神様のように助けてくれる一冊。 

『科学技術45万語対訳辞典』(日外アソシエーツ)
訳語だけ調べたいならこの一冊。

『ステッドマン医学大辞典』(メジカルビュー)
医学用語を調べるならどれ?これでしょーの一冊。

これ以外にも書店の実用書コーナーに行くと、それぞれの専門の辞書がズラリとありますから、時間のあるときに、自分に合う辞書を探してみましょう。電子辞書を購入する際は上記の辞書が入っているものを選ぶといいでしょう。

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